Amazon Audible（オーディブル）おすすめ小説3選

2020年9月2日2022年8月12日Audible

Amazon Audible（以降はオーディブルと記載します）はAmazonが提供するボイスブックサービスです。プロのナレーターによる本の朗読を耳で楽しむことができます。

電車やバスの中でも気軽に楽しむことができますし、目が疲れたときにも便利です。この記事ではオーディブルで聴いて欲しいおすすめの小説を紹介します。

おすすめ小説1「君の名は。」

オーディブルの小説でまずおすすめしたいのが、新海誠監督作品のオーディオブックプロジェクト第１弾である「君の名は。」です。

大ヒット映画のオーディブル小説版

この小説は2016年に公開され社会現象を巻き起こした長編アニメーション映画として知られています。田舎で暮らす三葉と東京で暮らす瀧。本来なら出会うはずのない高校生の2人が、ある日目が覚めたら体が入れ替わっていたという、奇想天外な発想から物語はスタートします。

度々入れ替わる内に打ち解けあっていく2人。いつしか2人の間には恋心が芽生えていくというファンタジー要素たっぷりの物語がオーディブルで鮮やかに蘇ります。

独創的な言葉をプロ声優が表現

オーディブルの小説として「君の名は。」がおすすめな理由は、新海誠監督の魅力である繊細で独特な言葉の数々が台詞1つ1つの微妙なニュアンスも見事に表現されている点です。

朗読を担当する朴璐美さんは人気実力共に併せ持つ声優で、キャラクターそれぞれを見事に演じ分けています。耳で聴いていても感情移入がしやすいおすすめのオーディブル小説です。

方言監修には映画のときと同じスタッフなので映画のワンシーンを彷彿とさせてくれます。オーディブル版「君の名は。」は映画を観たことがある人にも、ない人にもおすすめです。

おすすめ小説2「源氏物語」

続いてのおすすめオーディブル小説は「源氏物語」です。紫式部によって1000年以上も前に誕生した長編小説は多くの人々の心を魅了し続けてきました。

古典文学にトライしたことがない人にもおすすめ

これまで古典文学は難しそうと読むチャンスを逃していた人におすすめのオーディブル小説です。

与謝野晶子によって訳された「源氏物語」には、多彩な登場人物によって繰り広げられる心理描写が見事なまでの文章構成で描かれています。

54帖からなる長編小説ですがオーディブルなら耳で聴けるためわずかな隙間時間を使って楽しむことができるのでおすすめです。

与謝野晶子の歌を特別収録

このオーディブル小説では与謝野晶子がそれぞれの帖へ想いを馳せた歌も収録されているため、与謝野晶子ファンにはとてもおすすめしたいオーディブル小説です。

朗読を担当する岡崎弥保さんは数々の作品でナレーターとして活躍し、その朗読には定評があるのでおすすめです。静寂のなか、遥か昔に綴られた恋物語をオーディブルで楽しんではいかがですか？

おすすめ小説3「オリエント急行の殺人」

ミステリーファンにおすすめのオーディブル小説は、アガサ・クリスティが手掛けた最高傑作である「オリエント急行の殺人」です。

効果音がオーディブルの魅力の一つ

オーディブル小説が通常の小説と違うところは台詞だけではなく効果音が入るところです。ヨーロッパを猛スピードで走るオリエント急行の雰囲気を味わいながら、誰が犯人なのかを名探偵ポアロと一緒に解明していくワクワク感を味わえるのです。

老富豪はなぜ殺されたのか？アリバイが完璧な乗客の中の誰が犯人なのか？ハラハラドキドキの展開が、読む小説とは違うオーディブルならではの臨場感を与えてくれるのでおすすめです。

作品にピッタリの声優さん

このオーディブル小説の朗読を担当する杉村理加さんは、数々の洋画やドラマで吹き替えを担当するベテラン声優の1人です。

オーディブルでは小説の雰囲気に合う声優さんを配役しています。特にこの小説に杉村梨加さんはピッタリなのでとてもおすすめです。巧みなテクニックにより繰り広げられる密室劇を体感することができます。

オーディブルおすすめ小説3選まとめ

オーディブル小説は１度読んだ作品でも新たな角度から楽しむことができます。この記事では特におすすめなオーディブル小説を3つ紹介しました。

• 君の名は。
• 源氏物語
• オリエント急行の殺人

読む小説は、声や効果音によってその場の情景をよりリアルに連想させてくれるため、物語の世界へと入りやすくなっています。ときには、小説の世界に没頭したいというときにはオーディブルが非常におすすめです。

オーディブルは最初の1冊は無料です。この機会にぜひ試してみてください。