Kindle(キンドル)とは?「端末、書籍、Unlimited」の値段と特徴まとめ

2020年7月10日Kindle 購入

Kindleは読書好きには魅力的なサービスとデバイスです。

しかし端末の名前とサービスの名前が一緒なのでわかりづらいという方もいるのではないでしょうか?Kindleはアマゾンが販売する電子書籍とそれに関するサービスの名称です。

  • Kindle本=電子書籍のこと
  • Kindleリーダー=Kindle本を読むためのデバイス(端末)のこと
  • Kindle Unlimited=Kindle本読み放題の定額制サービス

上記のようにKindleという言葉には種類があります。そこでここでは最初にKindle端末の特徴や値段を紹介し、その後各端末の詳しい紹介をさせて頂きます。

そのあとに実際に購入を検討している方向けにKindle端末を安く手に入れる方法を紹介し、実際のKindle本の購入についてなど時系列に沿って紹介していきます。

かなり気合を入れた記事でそれぞれお得に購入・利用する方法も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

電子書籍リーダー「Kindle」とは。値段と特徴

Kindleリーダーは、Kindle本を読むための電子書籍リーダーです。Kindleリーダーは一見すると小さなタブレットのように見えますが、読書専用で動画視聴やゲームなどはできません。


Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つき 広告なし

Kindleリーダーは、とにかく読書を快適にするための様々な機能を搭載しています。

特徴

  • フロントライト方式で直接光を浴びない
  • E inkという特殊な電子インクを使い紙の本のような表示を実現している
  • 日光の下でも読める
  • 周囲の明るさに画面の明るさをあわせられる
  • 薄くて軽いから片手で持っても疲れない
  • 電子書籍を数千冊保存して持ち運び可能
  • オフライン環境でも電子書籍を読める
  • 文字のサイズや太さ調節可

Kindleリーダーは目への負担が少なく軽いので長時間読んでも疲れないように設計されています。ダウンロードした電子書籍も数千冊も持ち運んで読むことができるので紙の本より優れているところがたくさんあります。

ここがポイント!

特にスマホやタブレットにすっかり慣れてしまっている人にこそその軽さと文字の見やすさを体感してほしいです。かならず感動します。

デメリット

  • Kindleリーダーはカラーで読むことができない
  • 耐久温度に限界がある(と言っても日常生活には問題ない)
  • バッテリーが切れると使えない

アマゾンが採用しているE ink技術がカラーに対応していないので雑誌などを読むには不向きです。雑誌や漫画などが中心でカラーで読書を楽しみたい方はタブレットにKindleアプリを入れて読む方がオススメです。

E inkとKindleリーダーのカラー表示については「Kindleをカラーで読むことはできる?色付きで読む方法」に詳しく書いています。

Kindleリーダーのバッテリーに関してはスマホやタブレットより長持ちします。1回の充電で頑張れば1ヶ月間くらい使える感覚なので便利です。

Kindleリーダーは3種類販売されています。全ての種類で、広告あり/なしを選べます。広告ありは2,000円安いですがホーム画面や、バナー広告として画面下部に表示されたりします。ただし、読書中には表示されませんので安心してください。

以下は広告ありのKindleリーダー料金です。

Kindle 8GBKindle Paperwhite 8GB/32GBKindle Oasis 8GB/32GB
料金8,980円13,980円/15,980円29,980円/32,980円
重量174g182g188g
解像度※1167ppi300ppi300ppi
画面6インチ6インチ7インチ
防水機能×
明るさ
自動調整
××
ページ
送り
ボタン
××

※1 ppiとは ppiは「pixcel per inch(ピクセルパーインチ)」の略で1インチ(2.54cm)あたりにピクセル(画素)が何個あるかという意味です。ppiの数値が大くなるにつれ1インチあたりのピクセル(画素)が多くなrので細かでなめらかな画面表示が可能になります。

次ににKindle、Kindle Papewhite、Kindle Oasisそれぞれの特徴と料金を紹介します。

この記事もチェック!

Kindle端末を購入しようと思っている方は安く買う方法を知りたいはず!アマデバではKindle端末のセール時期や割引の値段を表にしてまとめています!ぜひこちらを参考にしてください!

初代Kindle

Kindleリーダーの中で一番ベーシックなモデルで8,980円と料金は最も安いです。初代Kindleは174 gで最も軽く、サイズも一番小さいのが特徴です。

解像度が167ppiで、ブラック、ホワイトの2色のカラー展開があります。防水機能がなく、容量は8GBモデルのみです。

初代Kindleは接続方法が、wi-fiのみです。

ここがポイント!

後継機のKindle PaperwhiteとKindle Oasisが発売されてからは初代Kindleを買う人はあまり見かけません。理由としては後継機の方が解像度が高く、より見やすくなっているからです。値段もそこまで変わらないので後継機を選ぶ人の方が多いです。

Kindle Paperwhite

Kindle PaperwhiteはKindleリーダーの中で一番人気のモデルです。料金は13,980円から。

重量はwi-fiのみの端末と無料4G付の端末で異なります。

重量
wi-fiのみ182g
wi-fi 無料4G付191g

Kindle Paperwhiteの容量は8GB、32GBの2種類から選べます。カラーはブラック、トワイライトブルー、プラム、セージの4種類。

Kindle Paperwhiteには防水機能がついていてお風呂で読むくらいなら全然できるので読書をしながら長風呂でリラックスをするなんていうこともできます。

ここがポイント!

3種類の端末の中でもこのKindle Paperwhiteを持っている方が多いです。理由としては初代Kindleより性能がよく、Kindle Oasisより値段がかなり安いところにあります。使いやすさ、値段、軽さ、どの点からみてもKindle Paperwhiteが人気があります。

Kindle Oasis

Kindle OasisはKindleシリーズの最上位モデルで価格は一番高く、29,980円からですwi-fiのみとwi-fiに無料4G付モデルが選べます。重量に差はなくどちらも188gです。

ここがポイント!

Kindle Oasisのwi-fiのみと無料4G付の重量に関してアマゾンに問い合わせたところ差はないと回答してもらいました。ただし実際のサイズと重量は仕様や製造過程によって多少異なる場合がありとのことでロットによって若干の誤差はあるようです。手に取ってわかるほど大きな違いはないとアマゾンのカスタマーから回答をいただきました。

Kindle OasisはKindle Paperwhiteと同じく防水機能があります。

Kindle Oasisは色調を調節でき周りの明るさにあわせてスクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのあるアンバーへ調節することができます。さらにKindle Oasisのフロントライトは周囲の明るさを感知し自動で理想的な明るさに調整してくれます。

Kindle Oasisの一番の特徴はページ送りボタンが搭載されていることです。ページ送りボタンはグリップ部分にあるので、片手で端末をもったままページを進めることができめちゃくちゃ便利です。

カラーはブラックのみの1色展開、ディスプレイ側が黒、背面はアルミニウムです。


おすすめはKindle Paperwhiteです。

Kindleリーダーには3種類のモデルがありますが一番コスパに優れていておすすめなのがKindle Paperwhiteです。


Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つき 広告なし

アマゾンの商品ページのレビュー欄を見るとKindleは「画質が粗い。」「図表が潰れる。」など、解像度を指摘する声が多いです。実際に解像度は非常に重要で一番ベーシックなモデルのみ解像度が167ppiと低いです。

Kindle Paperwhite、Kindle Oasisは解像度が300ppiですが、Kindle Oasisは値段が倍以上する点がデメリットです。

「Kindleで読書を快適にする」ことを目的にするのであれば値段もお手頃で画質も良く、持ってても疲れないKindle Paperwhite(その中でも32GB)がおすすめです。


ではKindel端末購入時の値段を安くする方法は?

次にKindleリーダーを出来るだけ安く購入したいという方向けに様々なKindleリーダーのお買い得情報を紹介します。

アマゾンセール時に購入

アマゾンでは年間を通して様々なセールが開催されています。

「Prime Day」と「Cyber Monday」

割引額が最大になる、例年7月に行われるPrime Day(プライムデー)と例年12月に行われるCyber Monday(サイバーマンデー)は特に注目です。

2019年のセール時はKindle Paperwhiteならなんと6,000円オフでした。

チェック

2020年のPrime Day(プライムデー)は最新情報によると10月に延期される可能性があるとのことです。アマゾンに問い合わせてみましたが、現時点では正式な決定はなく、コールセンターの方は、あるかどうかもわからないとのことでした。

ちなみに、2019年のPrime Day(プライムデー)は、7月15、16日に20か国で開催されました。

2020年はすべての国で延期されている状況ですが、アマゾンの公式発表によると、インドでのみ8月6、7日に開催されることが決定しました。日本での開催が待ち遠しいですね!

タイムセール

次に、ほぼ毎月開催されているタイムセールがあります。開催日は確定しておらず、毎回Kindleリーダーがセール対象になるわけではありません。

過去の情報ですとタイムセール時にKindleリーダーがセール対象となるとKindle Paperwhiteなら3,000円オフでした。

他にも、初売りセール、新生活応援セール、母の日セール、父の日セールなども開催され、それぞれKindleリーダーは3,000円オフです。

過去の傾向からすると、Kindleリーダーは多くのセールで対象なので、ぜひ活用していただきたいです。ただし、セール時はKindleリーダーが売り切れになることもありますので要注意です。

→Amazonデバイスのタイムセール情報

買い替え特典を利用する

Kindleリーダーの新モデルが発売されるたびに、旧モデルをお使いの方限定で買い替え特典が実施されます。現行モデルのKindleリーダーが発売された2019年には15%~20%の割引キャンペーンが行われました。

買い替え特典は確定ではありませんが、過去には何度も行われているので次回も期待してよいかと思います。Kindleリーダーをアップグレードするにはいいチャンスです。

WiFi回線のみモデルを購入する

Kindle PaperwhiteとOasisの2種類に限り無料4G回線を使ってネットに接続できるモデルがあります。4G回線を使用できるKindleリーダーだとwi-fiを気にせずどこでも本をダウンロードできますが、実際にはwi-fiのみ使用可能なモデルの方を選ぶ人の方が多いです。

Kindle PaperwhiteとKindle Oasisがそもそも価格差があるのとKindle Paperwhiteでもwi-fiのみと無料4G付では5,000円の差があります。

料金
Kindle Paperwhite 32GB 広告なし wi-fiのみ17,980円
Kindle Paperwhite 32GB 広告なし wi-fi+4G22,980円
Kindle Oasis 32GB 広告なし wi-fiのみ32,980円
Kindle Oasis 32GB 広告なし wi-fi+4G40,980円
Kindle Paperwhiteのwi-fiのみが一番コストパフォーマンスが高い

Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つき 広告なし

そして何よりアマゾンの公式サイトで大容量のデータはwi-fiでのダウンロードが推奨されています。つまりマンガや雑誌をダウンロードするときにはいずれにしてもwi-fiを使った方がよいということになります。

家にwi-fiがなく更に読む電子書籍は文字中心の小説や新書といった比較的データ量の少ない電子書籍だけという方以外は4Gモデルはオススメできません。

外出先で本をダウンロードしたい時も、カフェのフリーwi-fiや、スマホのテザリングを活用することができます。wi-fiモデルの方がおすすめな理由は「Kindleをオフラインで読むために?必要な環境と操作方法」にも書いています。

Amazonチャージの特典を利用

Amazonチャージはアマゾンギフト券に現金をチャージすることで、アマゾンでの買い物に使えるプリペイドカードのような仕組みです。

初めてAmazonチャージを使う方は初回特典で5,000円以上チャージすると1,000ポイント獲得することができます。その後もKindleの電子書籍や通常の買い物時に使えるポイントがチャージするたびに付与されてお得になるのでこの方法はおすすめです。

amazonプライム会員になる

ネットでKindleリーダーのお買い得情報を検索すると、アマゾンのプライム会員は4,000円引きでKindleリーダーを購入できる!という記事がかなりあります。

残念ながら、以前は割引がありましたが、現在キャンペーンは終了しています。


Kindle(本)の購入方法

Kindle本はアマゾン上で購入し、ダウンロードすることで読むことができます。本、マンガ、雑誌、洋書を合わせると700万冊以上の品揃えがあります。

2位の楽天電子書籍でも商品数が約300万冊ですので、Kindle本は国内で圧倒的1位です。また、ほとんどの場合紙の本よりも電子書籍の方が料金が安いのはメリットです。

Kindle版の方が単行本より値段が安い

太宰治や芥川龍之介など過去の名作を無料でダウンロードすることができます。無料タイトルは1万冊以上のあり、好きなだけ楽しめます。期間限定無料のコミックもあります。加えて、Kindle本の最初の章や冒頭部分を無料で試し読みことができます。

Kindle本はKindleリーダーもしくはKindleアプリで読むことができます。Kindleリーダー、アプリには「大辞泉」や『プログレッシブ英和中辞典』を搭載しており。画面上の調べたい言葉を長押しするだけで、意味を調べられます。

下記に購入から実際に読むまでに必要なことを紹介します。

購入にはamazonアカウントが必要

アマゾンでKindle本を購入するには一般会員(アカウント)の登録が必要です。登録は無料で、Eメールアドレスか携帯電話番号が必要です。Eメールアドレスは、GmailなどのフリーメールでOKです。

Kindle本を安く買う方法

アマゾンは最大70%オフの日替わりセールや月替わりを実施しています。日頃から細目にチェックしておくことをオススメします。

→Kindleストアの日替わりセール

Kindle本のお買い得情報をお知らせしてくれるメールマガジンの登録をするとすぐにセール情報を取得でき便利です。

  1. アカウント&リスト
  2. アカウントサービス
  3. メールマガジン&その他の設定
  4. デリバーズ(購読Eメール)の設定
  5. タブのすべてのメールサービスをブラウズする
  6. 表示された一覧のKindleの中のKindle本、Kindleマンガにチェックを入れる
4.デリバーズ(購読Eメール)の設定
5.タブのすべてのメールサービスをブラウズする
6.表示された一覧のKindleの中のKindle本、Kindleマンガにチェックを入れる

上記設定で最新のKindle本セール情報をEメールで受け取ることができます。

デリバーズ(購読Eメール)の設定ページ(Amazon.co.jp)に移動

Kindle本の購入とダウンロード

電子書籍を読むためには購入後にダウンロードする必要があります。電子書籍の購入画面でどの端末に配信するか選べるので希望の端末に配信すると自動的にダウンロードされます。

もし違う端末に配信してしまった場合などはアマゾンのアカウントサービスの「コンテンツと端末の管理」(下図参考)から配信先を再度設定することができます。

アカウント内の「コンテンツと端末の管理」

回線の影響でダウンロードがうまくいかなかったり、中断されることがあります。

その場合は、Kindleリーダーの「マイライブラリ>すべて」と進み、目的の本のタイトルを探し、タップすればダウンロードが開始されます。


Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)の料金と特徴

Kindle Unlimited(Kindleアンリミテッド)は、アマゾンが提供する読み放題の定額サービスです。料金は月額980円で200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書が読み放題です。ほとんどの単行本は1,000円以上なので、1冊読めば元が取れます。

対象の本は、往年のベストセラーも収録されています。ただし発売されたばかりの新作は対象ではないことが多いです。

Kindle Unlimitedは実用書やハウトゥー本、旅行本などのために利用している人が多いです。

→Kindle Unlimitedの全タイトルを見てみる

Kindleリーダー購入者は3か月間無料

Kindleリーダーを購入するときに3か月分のKindle Unlimitedつきをオプションとして選ぶことができます。3か月分は2,940円相当なので期間中で元を取るどころか読む量によってはKindleリーダー代金まで回収できちゃいます。Kindleリーダーを購入される方は、ぜひ活用してください。

新規登録後30日間は無料

もちろんKindleリーダーを購入しなくてもKindle Unlimitedのみ契約することも可能です。この場合も30日間無料でKindle Unlimitedを利用することができます。

※定額制ですが契約期間などの縛りはありません。解約、再登録は簡単にできます。自動更新なので無料期間が終了すると月額課金されるのでお試しで利用する方はキャンセルが必要です。

注意点1:対象作品は大半が洋書!?

Kindle Unlimitedについて調べていると対象作品200万冊以上の内洋書が120万冊以上という情報を目にしました。そこでカスタマーサポートに問い合わせてみました。

問い合わせの結果、公式に発表されているKindle Unlimitedの対象作品は200万冊以上。そして、内訳は和書12万冊以上、洋書120万冊以上とのことでした。つまり正確な総数や内訳はアマゾン自体も把握してないようです。

過去には講談社の1,200冊がKindle Unlimitedの対象外になることもあったそうです。Kindle Unlimitedに加入する前に読みたいKindle本が対象になっているのかを確認すると安心してKindle Unlimitedに加入することができます。

→Kindle Unlimitedの全タイトルを見てみる

注意点2:同時にダウンロードできるのは10冊まで

Kindle Unlimitedで注意したいのは、同時に利用できるKindle本は10冊までという点です。11冊目の本をダウンロードするときは今保存している10冊から1冊削除をしてスペースを作る必要があります。

まとめ

Kindleは読書好きの方には自信を持って勧められるサービスです!アマゾンのKindle本は商品数が圧倒的に多いですしたくさんの本をKindleリーダーに保存して持ち歩くのは快適です。

Kindle本はセールも頻繁にありますしKindle Unlimitedも魅力的で値段がお得で非常に優れています。

→Kindleストアの日替わりセール

→Kindle Unlimitedの全タイトルを見てみる

Kindleリーダーの中でも料金と機能のバランスが取れているKindle Paperwhiteが一番のオススメです。


Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つき 広告なし

購入するときはアマゾンのセールをうまく活用してください!

→Amazonデバイスのタイムセール情報